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コンタクトレンズ障害
ンタクトレンズ装用で目は“酸素不足”
目の角膜は涙液を介して空気中の酸素を取り入れることにより呼吸しています。
目を閉じているときには、目を開いているときに比べ酸素の供給量は、3分の1に減少します。
コンタクトレンズにより角膜の表面が覆われると、涙液中の酸素が不足し、角膜は酸素不足に陥ります。

涙は、単に目を潤しているだけではなく、目の機能を正常に保つた
めに大切な働きをしています。 目の乾燥を防ぐ 涙は目の表面を覆
うことで乾燥を防ぐとともに、外界の刺激から目を保護しています。
目に酸素や栄養を供給する 目の表面には血管がないため、涙によ
って目の表面の細胞に酸素や栄養が運ばれています。

感染を防ぐ 目に入った異物は涙によって洗い流されます。また、涙
にはリゾチームという殺菌作用をもった物質が含まれており、微生
物の侵入や感染を予防する働きをします。


涙は、涙腺内の毛細血管から得た血液から血球を除き、液体成分の
みを取り出したものである。
通常の分泌量は1日平均2-3cc。涙の98%は水分で、タンパク質(ア
ルブミンやグロブリン、リゾチームなど)、リン酸塩なども含有す
る。
一般的に弱いアルカリ性の液体である。分泌された涙液は目の表面
を通過したあと涙点に入り、涙小管・涙嚢・鼻を経て、喉から再吸
収される。



涙の成分と役割

涙の成分にはリゾチーム・酸素・免疫グロブリンムチン・ラクトフ
ェリンなどがあります。

目の表面(角膜・結膜)への栄養補給

瞼を円滑に動かす潤滑材
細菌・紫外線から目を守る防御壁
雑菌の消毒



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